【2026年最新】歴代朝ドラ視聴率の金字塔と現在地:「おしん」の怪物記録から配信時代のヒット方程式まで
1990年代後半から2000年代に入ると、ライフスタイルの変化やテレビ離れに伴い、平均視聴率が20%を割り込む作品も増え始めた。しかし、そこで朝ドラの歴史が終わったわけではない。むしろ表現手法の革新によって、新たな黄金期が切り拓かれた。
大きな転換点となったのが、2013年上半期の『あまちゃん』だ。宮藤官九郎が手がけたスピード感あふれる脚本と劇中歌、そして「じぇじぇじぇ」のフレーズはSNS時代と強力にシナジーを起こした。平均視聴率は20.6%と数字上は過去の怪物作品におよばないものの、社会的な「熱狂度」において平成屈指のヒット作となった。続いて2015年の『あさが来た』が平均視聴率23.5%を叩き出し、21世紀の朝ドラ最高記録を打ち立てることになる。