2026年の視点から追想する「ジー・ドラゴン×小松菜奈」——あの日、日韓のカルチャーが激突した狂騒と二人が遺した美学
話は2016年の春に遡る。BIGBANGのリーダーとして世界的なムーブメントを巻き起こしていたG-DRAGON(ジードラゴン)と、映画『渇き。』などで異彩を放ち、若手最注目株として急浮上していたモデル・女優の小松菜奈。二人の初共演となったファッション誌の撮影は、発表された瞬間に大きな話題となった。
カメラの前で見せた二人の距離感は、あまりにも密接で、あまりにも自然だった。単なる「モデルと被写体」の関係を超えた密密な空気感が誌面全体に漂っていたのだ。ファンやメディアがそこに特別な感情を読み取ったのは、ある意味で必然だったと言える。