2月つごもりごろに清少納言が見せた機知の返歌|徹底解説
Q1:「つごもり」とは現代の暦でいうといつ頃のことですか?
A1:「つごもり(晦日)」は太陰暦における月の末日を指します。「二月つごもりごろに」は旧暦の2月下旬(現在の太陽暦では3月下旬から4月上旬頃)にあたります。季節区分としては「仲春(春の半ば)」ですが、実際には名残雪が降るような寒冷な日も多く、冬と春がせめぎ合う時期です。
Q2:藤原公任の上の句「少し春ある心地こそすれ」の出典は何ですか?
A2:この句自体は公任の自作とされていますが、その発想の根底には白楽天(白居易)の漢詩や、平安貴族の間で共有されていた「雪を春の花(梅や桜)に見立てる」という詩的伝統(見立て)があります。
Q3:定期テストで最も出題されやすいポイントはどこですか?
A3:最も狙われやすいのは、①「空寒み」の品詞分解(形容詞語幹+接尾語「み」=原因・理由)、②「白の薄様にとて」の意味、③「奉る」「侍る」などの敬語の識別と方向、④清少納言が返歌を詠む際に恐縮していた理由(中宮定子の名誉を傷つける恐れ)の4点です。