3回見たら死ぬ絵の真相とは?元ネタの作者と呪いと言われる理由

3回見たら死ぬ絵の真相とは?元ネタの作者と呪いと言われる理由について見逃せない ポイントを分かりやすい構成で解説いたします。

ネット上で「3回見たら死ぬ絵」として流通している画像には、主に3つの代表的な絵画が存在します。それぞれの元ネタとなった作品と、手がけた作者の実態を詳しく紐解いていきます。

1. ズジスワフ・ベクシンスキーの終末的絵画

「死ぬ絵」の代名詞として最も広く知られているのが、ポーランド出身の画家ズジスワフ・ベクシンスキー(Zdzisław Beksiński, 1929–2005)の油彩画群です。

骨や廃墟、砂漠、異形の生命体を緻密な筆致で描いた彼の作品群は「幻想的リアリズム」と呼ばれ、終末観漂う圧倒的な美とグロテスクさを併せ持っています。ベクシンスキーは生涯を通じて自身の作品に一切タイトルを付けない(すべて「無題」とする)という徹底したポリシーを貫いていました。鑑賞者に特定の解釈を押し付けることを嫌ったためですが、この「無題」というミステリアスな性質が、ネット上で勝手に「死の呪い」という物語を付与される格好の標的となってしまいました。

2. スヴェトラーナ・テレーツの『雨の少女』

もう一つの有名な元ネタが、ウクライナの女性画家スヴェトラーナ・テレーツ(Svetlana Telets)が2006年頃に発表した『雨の少女』(Woman of the Rain)と呼ばれる絵画です。

つばの広い黒い帽子をかぶり、目を閉じた(あるいは白目をむいたような)細身の女性が雨の中に佇むこの絵は、制作直後から買い手が現れたものの、「見つめられているような気配がして眠れない」「幻聴が聞こえる」といった理由で次々と返品されたという逸話が地元メディアやネットニュースで報じられました。この「購入者を精神的に追い詰めた」というエピソードが日本のネットに輸入される際、「3回見ると死に至る呪いの絵」へと脚色されました。

3. ビル・ストーンハムの『手を拒む手』

アメリカの画家ビル・ストーンハム(Bill Stoneham)が1972年に制作した『手を拒む手』(The Hands Resist Him)も、しばしばこの都市伝説の枠組みで語られます。ガラス扉の前に立つ少年と人形、そしてガラスの向こうから伸びる無数の無機質な手を描いた作品です。2000年にネットオークション「eBay」へ出品された際、出品者が「夜になると絵の中の子供たちが動き出し、部屋に入ってくる」と警告文を掲載したことで世界的なバイラル現象を巻き起こしました。

関連記事