4桁暗証番号は何通り?当たる確率の真相と危険な番号ランキング
画面ロックに4桁の数字(PINコード)を使用しているスマートフォンも、絶好の標的です。近年の端末は生体認証(Face IDや指紋認証)が主流ですが、再起動時や指紋の読み取り不良時には必ずパスコードの入力が求められます。居酒屋での同席者や電車内の覗き見によって、スマホ4桁パスコード推測が行われる事案は後を絶ちません。
システム側も無防備ではありません。すべての組み合わせを順に試す暗証番号総当たり試行回数(ブルートフォースアタック)に対抗するため、厳格な入力リミットが設けられています。
代表的な防衛ラインは次の通りです:
- 銀行ATM:連続3回誤入力でカードが自動ロック(回収、または即時利用停止)。
- クレジットカード(ICチップ):一般的に連続3回〜5回のミスでチップが恒久ロック(カード自体の再発行が必要)。
- iOS(iPhone):5回連続ミスで1分間ロック、6回で5分、7〜8回で15分、9回で60分、10回失敗でデータ消去(設定時)または初期化が必要。
- Android端末:複数回ミスで段階的な待機時間の発生や、Googleアカウントによる認証要求。
この「数回の猶予」があるから安全だと考えるのは早計です。悪意を持つ人間は、最初の1回目に「本人の生年月日」、2回目に「配偶者や子どもの誕生日(SNSから特定)」、3回目に「車のナンバーや携帯下4桁」を入力してきます。3回のチャンスがあれば、身辺情報を調べ上げた知人や空き巣犯にとっては十分すぎる試行回数となってしまうのです。