新生児のうんちの色が危険信号?緑・白・赤で即受診すべき理由
Q1:生後3週間の赤ちゃんのうんちが急に鮮やかな緑色になりました。母乳からミルクへの切り替えが原因でしょうか?
A1:粉ミルクへの切り替えや混合栄養への移行は、緑色便になる非常に典型的なきっかけです。ミルクに含まれる成分により腸内環境が変化し、便が腸内に留まる時間がわずかに長くなることで、胆汁色素(ビリルビン)が酸化して緑色になります。赤ちゃんが普段通りに母乳やミルクを飲み、機嫌良く過ごしていれば病気ではありませんので、安心してそのまま授乳を継続してください。
Q2:母子手帳の便色カードで、4番に近いけれど3番にも見える微妙な色の場合はどうすべきですか?
A2:便色カードの3番と4番の境界線付近は、専門医でも判断に慎重を期す領域です。まずは昼間の自然光の下で再確認し、迷う場合は「実物のおむつ」をジッパー付き袋に入れて小児科を受診してください。胆道閉鎖症の早期発見には生後1ヶ月前後での正確な診断が極めて重要なため、「念のための確認」として小児科医に見せる受診行動が最も推奨されます。
Q3:1日に10回以上うんちが出ます。下痢と通常のゆるいうんちはどうやって見分ければいいですか?
A3:母乳栄養の新生児であれば、1日10回前後の排便は完全に正常範囲内です。下痢との決定的な違いは「便の性状の変化」と「全身状態」です。通常便はおむつの上に泥状や粒状の便成分が残りますが、下痢便はおしっこのように水分だけが完全におむつのポリマーへ吸収され、黄色や緑色の輪染みだけが残ります。さらに「飲む量が急激に落ちる」「おしっこの回数が減る」「ぐったりして活気がない」といった脱水の兆候を伴う場合は、速やかに小児科へご相談ください。