阿蘇めしのやまいちを徹底検証!あか牛丼と漬物バイキングの真相
阿蘇神社門前町の「水基巡り通り」に佇む「めしのやまいち」は、もともと漬物専門店「漬物処やまいち」をルーツに持つ郷土料理処です。暖簾をくぐると、木の温もりあふれる古民家風の空間が広がり、阿蘇の伏流水を活かした料理の香りが食欲を刺激します。
同店を訪れる大半の利用者が注文するのが、熊本名物のあか牛丼です。阿蘇の大草原で育った褐毛和種(あか牛)のモモ肉やロース肉を絶妙なミディアムレアに焼き上げ、白米の上に敷き詰めた贅沢な一杯。噛みしめるほどに赤身肉本来の濃厚な旨味が広がり、霜降り肉特有の重さやくどさを感じさせません。甘辛い特製醤油ダレ、ピリッとした山葵(わさび)、そして中央に鎮座する温泉卵を崩して絡めることで、味の変化を重層的に楽しめます。
そして、他店との決定的な差別化要因となっているのが、食事を注文したすべての人が利用できる名物・漬物バイキングです。店内の一角に設置されたコーナーには、阿蘇特産の「阿蘇高菜漬け」をはじめ、大根の一本漬け、胡瓜の浅漬け、青唐辛子味噌、梅干しなど、常時10〜15種類の手作り漬物がずらりと並びます。阿蘇の清らかな水と伝承の製法で仕込まれた漬物は、塩角が立たず素材の風味が際立っており、あか牛丼の合間の箸休めとしてはもちろん、白米を何杯でも食べ進められるほどのクオリティを誇ります。
さらに、阿蘇の伝統的な郷土料理であるだご汁(だんご汁)も見逃せません。小麦粉を練って平たく伸ばした団子に、里芋、ごぼう、人参、椎茸などの根菜が具だくさんに入った味噌仕立ての汁物で、あか牛丼とのセットメニューとして高い注文率を記録しています。