アフガニスタン日本人処刑の噂は本当?拉致・銃撃の衝撃真相を徹底解説
アフガニスタン国内における「処刑」という言葉が現実味を帯びている理由は、現在の政権を掌握するタリバン自身の司法政策にあります。2021年の米軍撤退とカブール陥落以降、タリバンの最高指導者ハイバトゥラー・アクンザダは、イスラム法(シャリーア)の厳格な適用を司法機関に命じました。
この結果、地方都市のサッカースタジアム等において、殺人罪などで有罪判決を受けたアフガニスタン人の死刑囚に対し、被害者遺族の手による銃殺などのタリバン政権下の公開処刑の実態が国際人道機関から報告されています。また、窃盗や道徳違反に対する公開鞭打ち刑も日常的に執り行われており、国際社会からの批判を浴びています。
しかし、こうした処刑の対象となっているのはあくまで現地アフガニスタン市民であり、外国人が司法手続きに乗せられて公開処刑された事実は確認されていません。とはいえ、外国人に対する警戒網は異常なほど厳格化しています。近年では、正当な取材ビザを取得して入国したはずの外国人記者や日本人フリージャーナリストが、治安当局(GDI:情報総局)にスパイ容疑で数日間にわたって拘束・取り調べを受けるアフガニスタン日本人ジャーナリスト拘束事案が複数発生しています。処刑は免れているものの、拘禁や尋問のリスクは極めて現実的な脅威です。