アイロン不要で剥がれない!裾上げテープの失敗しないプロ直伝技
「数回洗濯したら端からペラペラと剥がれてきた」という失敗談は後を絶たない。だが、現場のプロによれば、その原因の9割はテープの性能ではなく「下準備」と「冷却時間」の不足にあるという。
決定的なポイントは次の4ステップだ。
第一に、生地のホコリや油分を徹底的に取り除くこと。新品のパンツであっても、折り目をつける前にあて布をして軽くスチームを当て、生地を平滑に整える必要がある。
第二に、裾上げテープを水にサッと潜らせて軽く絞ること。熱接着タイプの接着剤は、水分が蒸気となって繊維の奥深くまで浸透することで真価を発揮する。
第三に、アイロンの温度設定とプレス時間だ。中温(140〜160度)にセットし、上から体重をかけるようにして10秒から15秒間、じっくりと押し当てる。横に滑らせる動きは絶対NGだ。テープがズレてシワの原因になる。
そして最も重要な第四のステップが「完全冷却」である。熱が冷める過程で接着樹脂が凝固し、頑丈な皮膜を形成する。アイロンを掛け終えた直後に触ったり穿いたりすると、未凝固の接着剤が千切れ、一回の洗濯で剥がれ落ちる原因となる。最低でも15分間は平らな場所で放置するのが、洗濯対応を完璧にする秘訣だ。