アーク溶接講習は誰でも受かる?落ちる理由と難易度・年収のリアル
「アーク溶接の講習は誰でも受かる」という噂は概ね事実であり、公表されている合格率は99%以上に達します。カリキュラムを最初から最後まで適切に受講すれば、基本的に修了証が交付される仕組みになっているためです。
しかし、「絶対に落ちない」と油断するのは禁物です。教習機関の現場担当者への取材によると、毎年一定数、修了証を持ち帰れない受講者が現れます。主な脱落理由は以下の3点に集約されます。
第1に遅刻・早退・途中退席です。特別教育は関係法令で時間数が厳密に規定されているため、数分の遅刻であっても規定時間不足となり、その時点で受講資格を失います。第2に講習中の居眠りやスマホ操作です。悪質な受講態度は講師判断で即時退場処分となるケースがあります。そして第3が実技における重大な安全義務違反です。遮光面を使わない、可燃物の近くで火花を散らすなど、重大事故につながる危険行為を繰り返すと受講不適格とみなされます。
学科の理解度確認テストに関しても、講義を真面目に聞いていれば解ける難易度です。市販の「過去問」を徹底暗記する必要はなく、講義中に講師が強調する重要ポイントにしっかりアンダーラインを引いておく姿勢があれば問題なくクリアできます。