シンドラー社は今どうなった?事故の真相と日本撤退の舞台裏
「かつて連日ニュースを騒がせたシンドラー社は、現在どうなっているのか」という疑問を持つ方は少なくありません。結論から言えば、日本国内におけるシンドラーエレベータの事業活動は事実上終了しています。
同社は2016年、日本国内におけるエレベーター・エスカレーターの製造・販売・保守を含むすべての事業から撤退することを公式発表しました。保守・改修事業は業界最大手の一角である日本オーチス・エレベータへ事業譲渡され、現在はオーチスグループ傘下の「日本ステップ・エレベータ(旧オーチス・エレベータサービス)」などが既存機器のアフターサポートを引き継いでいます。
一方、法人としての「シンドラーエレベータ株式会社」自体は即座に解散・消滅したわけではありません。過去に発生した事故の被害者・遺族への補償対応、関連する裁判手続き、法的義務を果たすための専任組織として社名を維持したまま存続してきました。現在、日本国内でシンドラーブランドの新たなエレベーターが設置されることはありません。