アース線の正しい付け方完全ガイド!端子なしや届かない時の対処法
築年数の古い住宅やアパートでは、キッチンや洗面所であってもコンセントにアース端子口(緑色のフタやネジ)が見当たらないケースがあります。アース端子がないコンセントに対して、素人が勝手に配線をいじったり、水道管やガス管に線を巻き付けたりすることは重大な違反であり極めて危険です。
【危険な誤った接続先】
・水道管:現在主流の塩化ビニール管では電気が地面に逃げず、漏電時に水道管全体に電流が帯電する危険があります。
・ガス管:漏電の火花によってガスへ引火し、爆発事故を招くため法令で明確に禁止されています。
・電話の避雷用アース:落雷時に高電圧が家電へ逆流して全損するリスクがあります。
端子がない場合は、地域の電気工事店や家電量販店、リフォーム業者に「アース接地工事(D種接地工事)」を依頼する必要があります。壁のコンセントをアース付き端子へ交換し、地面へアース棒を打ち込む作業には電気工事士の国家資格が必須です。
アース工事の費用相場はおよそ5,000円〜15,000円程度が一般的です。既存の配管を利用できるか、屋外への配線引き込みが必要かによって金額が変動します。なお、賃貸物件にお住まいの場合は、壁の穴あけや設備変更が伴うため、自費・大家負担を問わず必ず事前に管理会社や大家さんの許可を得てから工事を手配してください。