『半沢直樹』小木曽の机トントン!緋田康人が語る名シーン撮影秘話
原作である池井戸潤の小説でも、小木曽は主人公の前に立ちはだかる第一の大きな壁として描かれている。ドラマ版ではその嫌悪感がより強調され、半沢直樹(堺雅人)が放つ「倍返し」の快感を最大化するための「絶対的ヒール(悪役)」としての役割を見事に果たした。
序盤で視聴者に「この男を倒してくれ」と強く思わせることに成功したからこそ、後半の真相暴露と小木曽の失脚シーンは歴史的なカタルシスを生み出すこととなった。物語の構造上、小木曽というキャラクターの強烈な不快さこそが、作品大ヒットの最初の引き金だったと言っても過言ではない。