活線とは?死線との違いや感電を防ぐ作業ルール・特別教育を徹底解説
電気工事業界における「活線」とは、電源系統と接続されており、電圧が印加されている状態の電線や電気機器を指します。スイッチがオンになって電流が流れている機器はもちろんのこと、スイッチがオフであっても電源側に繋がっていて電圧がかかっている電線はすべて活線として扱われます。
これと対極にある概念が「死線(しせん)」です。死線とは、ブレーカーや開閉器を遮断し、完全に電源から切り離されて電圧・電流が一切存在しない状態の電線を意味します。死線状態であっても、残留電荷や隣接する電線からの誘導電圧による感電を防ぐため、現場では検電器による確認とアース(接地)の設置が徹底されます。
「活線」と「死線」の違いは、作業者の安全性に天と地ほどの差をもたらします。死線での作業であれば触れても感電のリスクはありませんが、活線に素手や不適切な工具で触れれば、瞬時に人体へ大電流が流れ込み、重篤な事故を招くことになります。