ベイスターズ嫌い急増の裏側 熱狂と批判が交錯するボールパークの今
現代のプロ野球において、メディア露出の形は激変した。試合のライブ配信を担うDAZNでの露出増加や、公式SNSによる裏側ドキュメンタリーの配信は、ファンの熱量を高める強力な武器となっている。球団が発信する洗練された映像コンテンツは、瞬時に全国のファンへ届き、共感の輪を広げている。
一方で、その拡散力の強さは刃ともなる。特にX(旧Twitter)などのSNS上では、一部の心ないファンの過激な投稿や試合中の物議を醸すプレーが切り取られ、あっという間に炎上する。アルゴリズムによってネガティブな感情が増幅されやすい構造のなかで、「ベイスターズファン=攻撃的」というパブリックイメージが一人歩きしてしまう事例も少なくない。デジタルメディア戦略の成功が、図らずも批判の声を可視化・拡散させる要因になっている。