本橋麻里の現在とロコ創設秘話|家庭と組織を導くリーダーの素顔

本橋麻里の現在とロコ創設秘話|家庭と組織を導くリーダーの素顔の基本情報から最新動向までを一挙に解説しました。

ネット上やSNSでは、本橋が平昌五輪後にトップチームの第一線から離れたことについて、「体力的な限界だったのか」「チーム内での人間関係の摩擦ではないか」といった様々な憶測が飛び交いました。しかし、公の取材記録やチーム関係者の証言を丹念に追うと、まったく異なる実態が浮かび上がります。

本橋自身が手記や講演会で語っている通り、最大の引退理由は「チームが自立して世界一を目指せる状態に成熟したことを見届けたため」でした。藤澤五月、吉田知那美、鈴木夕湖、吉田夕梨花という4選手が強固な戦術眼と結束力を確立したとき、創設者である本橋が選手枠に居座り続けることは、かえってチームの新陳代謝を阻害しかねないという極めて冷静な経営的判断があったのです。

平昌五輪の期間中、リザーブ(補欠)だった本橋は、深夜までストーンの曲がり幅や氷の状態をチェックし、毎朝選手たちのためにフルーツや軽食を用意していました。自身の出場機会を追求するアスリートのエゴを捨て、組織の勝利を最優先にしたその振る舞いは、日本代表チームの一体感を生み出した決定的な要因でした。

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