便秘で10日出ないのは危険?激痛や吐き気の原因と病院の受診目安

便秘で10日出ないのは危険?激痛や吐き気の原因と病院の受診目安とはどのようなものなのか? 背景や要点を整理してお届けします。

通常、食事から摂取した栄養の残渣は24〜72時間程度で体外へ排出されます。排便が10日間停止している体内では、大腸が便から水分を吸い上げ続け、便が岩石のように硬化する「糞便塞栓(ふんべんそくせん)」という状態に陥っています。

便の塊が直腸やS状結腸を塞ぐと、後続のガスや消化物がせき止められ、腸管の内圧が異常に上昇します。腸壁が限界まで引き伸ばされると血流障害が起こり、最悪の場合は腸壁が壊死して穴が開く「腸穿孔(ちょうせんこう)」や腹膜炎を引き起こすリスクすら生じます。

また、慢性的に大腸が異常拡張する巨大結腸症の原因の多くは、重度の便秘の放置や腸管神経の機能異常にあります。腸の蠕動運動が完全にマヒしてしまう前に、速やかな医学的介入が必要です。

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