歩行者専用道路は自転車Ng?青い標識の罠と通行許可・罰則の真相
言葉が似ているため混同されやすい概念に「歩行者専用道路」「歩行者用道路」「歩行者天国」があります。法令上の整理を正しく把握しておく必要があります。
道路交通法において「歩行者専用道路」と「歩行者用道路」はほぼ同義の規制区分として扱われますが、歩行者用道路と歩行者天国の違いは、規制の形態と目的にあります。歩行者天国は、休日の銀座や秋葉原などで見られるように、特定の時間帯に道路使用許可や警察の管轄規制によってイベントや買い物のために車道を一時開放する運用形態です。
さらに重要なのが、許可車両であっても課される歩行者専用道路での徐行義務です。道路交通法第9条では、許可を得て歩行者専用道路を通行する車両は「歩行者に注意して徐行しなければならない」と明記されています。ここでの徐行とは、単にスピードを落とすだけでなく「車両が直ちに停止できる速度(時速10km以下が目安)」を指します。
歩行者が道を塞いでいる場合でも、クラクションを鳴らして威嚇したり立ち退きを要求したりする行為は違法です。歩行者の通行を最優先とし、必要に応じて一時停止を行いながら慎重に進まなければなりません。