「歩けるから打撲」は誤解!足の指骨折の見分け方と放置リスク・応急処置
「たかが足の指」と軽視して病院に行かずに放置すると、取り返しのつかない後遺症を残すリスクがあります。
最大の懸念は、骨が本来とは異なる角度でくっついてしまう「変形治癒(へんけいちゆ)」です。骨が曲がって固まると、靴を履いた際に常に患部が圧迫されて靴擦れやタコ(胼胝)、ウオノメが頻発する原因になります。さらに、骨が正常にくっつかない「偽関節(ぎかんせつ)」と呼ばれる状態に陥ると、体重をかけるたびに鈍い痛みが何年も続くケースもあります。
また、一本の指をかばって歩き続けることで歩行姿勢が歪み、足首、膝、股関節、さらには腰にまで過度な負担が波及します。全身のバランスを崩さないためにも、受傷初期の適切な診断とアライメント(骨の並び)の矯正が欠かせません。