『ブルースカイブルー』野口五郎が明かす西城秀樹との知られざる絆
『ブルースカイ ブルー』がなぜこれほどまでに人の心を捉えて離さないのか。その秘密は、作詞を手掛けた阿久悠と、作曲・編曲を担当した馬飼野康二による綿密な計算と芸術的衝動の融合にある。
青空という普遍的なモチーフに、去りゆく者への深い愛執と哀悼を重ね合わせた阿久悠の詞世界。そして、ストリングスとブラスセクションがドラマチックに交錯し、サビに向けて圧倒的な感情の解放をもたらす馬飼野康二の旋律。野口五郎も「あのサビの転調とメロディ展開は、当時のポップス界における天才的なイノベーションだった」と手放しで絶賛する。悲劇的なテーマでありながら、聴き終えた後に清々しい希望の余韻を残す構造こそが、この楽曲を永遠のマスターピースたらしめている理由だ。