歯茎の白いできものは放置厳禁!口内炎やフィステル・癌の見分け方
白いできものの中でも、特に警戒が必要なのが、粘膜が平坦またはわずかに盛り上がって白く変色する病変です。
ガーゼなどで優しく拭っても剥がれず、白い板状に見える病変は白板症が疑われます。白板症は「前がん病変(がんになる可能性を秘めた状態)」と定義されており、一部が数%〜十数%の確率で初期の口腔がん(歯肉がん)へ移行することが分かっています。特に、表面がザラザラして赤みが混在している場合(紅斑混在型)や、しこり・硬さを伴う場合は要注意です。
口腔がんの初期症状は、初期段階では痛みを伴わないことが多く、単なる口内炎や歯肉の炎症と見誤りやすい傾向があります。通常のアフタ性口内炎であれば1週間から最長でも2週間程度で自然治癒しますが、2週間を過ぎても形が変わらない、あるいは徐々に広がっている場合は、専門の口腔外科で組織検査を受ける必要があります。