臭いの単位はどう表す?実は人間の鼻で測る「臭気指数」とPpmの真相
Q1:臭気指数「10」や「20」は、具体的にどれくらいの臭さですか?
A1:臭気指数10は「臭気濃度10倍(10倍に薄めると無臭になるレベル)」で、多くの人が『かすかに何かにおうが、何のにおいかは分からない』と感じる程度です。臭気指数20は「臭気濃度100倍」で、『何のにおいかはっきり分かり、多くの人が不快感や苦情を抱き始めるレベル』に相当します。住宅地の悪臭防止法基準値の多くが10〜15の間に設定されているのはこのためです。
Q2:においの単位「ppm」と「臭気指数」は計算で換算できますか?
A2:においの原因物質が単一(例:アンモニアのみ)で完全に特定されており、その物質の嗅覚閾値が分かっている場合に限り、理論計算上の概算換算は可能です。しかし、一般的な生活臭や排気などの「複合臭」は無数の物質が混ざり合っているため、計算式だけでppmから臭気指数へ直接換算することはできません。
Q3:自宅やオフィスの臭いトラブルを正確に測定したい場合、個人でも依頼できますか?
A3:はい、民間の環境分析受託企業や臭気測定会社に依頼すれば、個人や一般企業でも測定可能です。臭気判定士が現地で気体を採取する出張測定のほか、専用の臭気採取キット(臭気袋とシリンジ)が郵送され、自身で空気を詰めて返送するサンプリングサービスも提供されています。費用は簡易郵送プランで数万円から、現地出張調査で十数万円〜が相場となります。