なぜ即完売?イマジニングザマジック歴代グッズ&蜷川実花コラボの真相
プロジェクトの歴史を語る上で欠かせないのが、日本写真界の巨匠たちとの歴史的コラボレーションです。参加したカメラマンごとに全く異なるアプローチが採られ、それぞれがファンの記憶に刻まれる伝説的な作品群を生み出しました。
プロジェクト黎明期を支えた篠山紀信氏は、パークのクラシカルな建築美とキャラクターの凛とした存在感を鮮やかに融合させました。パークの隅々まで知り尽くした視点から切り取られた重厚なモノクロ・カラー写真は、写真集『MAGIC』として結実し、今なお写真愛好家からも高い評価を受けています。
そして、社会現象とも呼べる爆発的ブームを巻き起こしたのが蜷川実花氏とのコラボレーションです。蜷川氏の代名詞である極彩色の花々(花々を敷き詰めたセット)の中にミッキーマウスやミニーマウス、デイジーダック、さらにはディズニープリンセスたちが佇むビジュアルは圧巻の一言でした。トートバッグ、クッション、カメラストラップ、実写柄浴衣などの歴代グッズは発売と同時に店舗へ長蛇の列を作り、パーク内の在庫が一瞬で蒸発する事態が相次ぎました。
これらの作品群はパーク内にとどまらず、東京・六本木の富士フイルムスクエアやイクスピアリなどで開催された大規模な写真展を通じても一般公開されました。入場待ちの列が数百メートルに及ぶなど、写真文化の振興にも大きく寄与したプロジェクトとして記録されています。