初心者でも描ける!イラストの目の描き方で左右対称を完璧にする5つの黄金比

初心者でも描ける!イラストの目の描き方で左右対称を完璧にする5つの黄金比の注目ポイントを分かりやすくまとめてご紹介します。

デジタル作画において最も流布しているアドバイスの一つに「片目を描いてコピー&ペーストし、左右反転させれば完璧な左右対称になる」という手法があります。しかし、この手法を正面顔以外で無批判に使用することは、イラストが不自然に見える最大の要因となります。

人間の顔は完全な平面ではなく、中央(鼻梁)が高く側面に向かって後退する立体構造をしています。そのため、真正面の完全なシンメトリー構図であっても、ライティング(光源)の方向によって落ちる影の形やハイライトの位置は左右で異なります。奥側の目まで同じ角度のハイライトをペーストしてしまうと、視線が交差する「寄り目(斜視)」のような錯覚を生み出します。

また、完全に整いすぎた人工的な左右対称は、不気味の谷現象(心理的不快感)を引き起こすことが知られています。プロの現場では、アタリや比率の整合性はデジタルツールで担保しつつも、仕上げのペン入れや微細な毛流れ、瞳のハイライトはあえて手描きでわずかな揺らぎを持たせるのがセオリーです。

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