大阪経済法科大学経済学部の偏差値は?Fランの噂と就職実績を徹底検証
受験生が最も混乱しやすいポイントが、大阪経済大学(大経大)と大阪経済法科大学(経法大)の違いです。インターネット掲示板やSNSでは、この2校を混同したことによる誤った情報が後を絶ちません。 両校はキャンパスの立地、設立のルーツ、難易度ともに完全に独立した別個の大学です。大経大は大阪市東淀川区(阪急京都線・上新庄駅付近)にキャンパスを構える旧制昭和高等商業学校を前身とする伝統校で、偏差値はおおむね45.0〜50.0の中堅上位に位置します。これに対して経法大は、元衆議院議員の金澤尚史氏らによって1971年に創設された比較的新しい私立大学であり、メインキャンパスは八尾市にあります。 ネット上で「経法大はFランではないか」と揶揄される主な原因は、次の3点に集約されます。 * 大手予備校の偏差値ランクで長年35前後を推移している点 * 定員充足率の調整のために指定校推薦や総合型選抜を広く開放してきた過去の経緯 * 「大経大の法学部」と勘違いして受験した層からのネガティブな風評 大学全入時代が加速するなかで、一般入試を受けずに進学する学生の割合が増えた結果、学力格差が広がった時期があったことは事実です。しかし、教育環境やカリキュラム自体が崩壊しているわけではなく、真面目に机に向かう学生に対しては手厚いリソースが投じられています。「実質Fラン」というレッテル貼りは、表面的な偏差値の数字だけを切り取った極端な俗説にすぎません。