大阪駅前第一ビルの迷宮を歩く!歴史と建て替えの真相・名店ガイド2026
第一ビルの地下フロアに足を踏み入れたなら、絶対に立ち寄るべき象徴的な名店がいくつも存在します。現地調査で確認した現在のリアルな賑わいとともに紹介します。
1. 宇宙空間へタイムスリップ「マヅラ喫茶店」
地下1階に鎮座する「マヅラ喫茶店」は、第一ビルの象徴とも言うべき伝説のレトロ喫茶です。創業者の故・劉盛發氏が「宇宙」をテーマにデザインした店内は、1970年の万博当時の未来志向がそのまま真空パックされたような幾何学的インテリアが特徴です。今なお自家焙煎のブレンドコーヒーを300円台という驚愕の破格で提供し続けており、喫茶利用はもちろん、夕方からはジョニ黒(ジョニーウォーカー黒ラベル)をはじめとする格安ウイスキーを楽しめるバーとしても愛されています。また、地下2階にある姉妹店「キングオブキングス」では、ステンドグラスと重厚なソファに囲まれたさらなるノスタルジーを味わえます。
2. 激戦区を牽引するおすすめランチ
ランチタイムになると、近隣のビジネスパーソンで通路に行列ができます。創業数十年の老舗とんかつ店「豚晴(とんはる)」では、サクサクの衣とジューシーな肉厚ロースカツ定食が手頃な価格で提供され、ご飯・キャベツのおかわりサービスも健在です。また、とろとろの卵と特製デミグラスソースが絶品と評判のオムライス専門店、本格的なスパイスカレー店、毎日通っても飽きない日替わりワンコイン定食の店など、第一ビルは梅田で最も「失敗しない胃袋の味方」と言えます。
3. 夜の帳が下りる頃に活気づく「ディープ居酒屋」
第一ビルの地下2階は、夕方16時を過ぎると「大人の社交場」へと一変します。グラスを傾ける常連客で溢れる立ち飲み酒場「銀座屋」をはじめ、名物の牛すじ煮込みや刺身を200〜300円台で提供する大衆酒場が軒を連ねます。チェーン店にはない距離感の近さと、周囲の話し声に紛れて仕事の疲れを洗い流す解放感は、まさに浪速のディープカルチャーそのものです。