大人の手足口病はいつまでうつる?便からの排出期間と仕事復帰の目安
手足口病が治るまでの日数は、通常発症から7〜10日程度が標準的な経過です。解熱には2〜3日、口内炎や皮膚の水疱は1週間前後で乾燥し、かさぶたになって落ち着いていきます。
しかし、成人の感染では免疫反応が過剰に働くことがあり、重症化リスクを甘く見てはいけません。以下のような危険サインが見られた場合は、速やかに医療機関を受診する必要があります。
特に注意が必要なのが、EV71などが原因となる無菌性髄膜炎や脳炎です。「激しい頭痛が続く」「首の後ろが硬くて曲がらない」「嘔吐を繰り返す」といった症状は中枢神経合併症の兆候です。また、発熱が4日以上続く場合も別の細菌感染が合併している可能性があります。
さらに、症状が完治して1〜2ヶ月ほど経過した頃に、手足の爪が根元から浮き上がって剥がれ落ちる「爪脱落症(ボー線条)」を経験する大人が少なくありません。これはCA6感染後に高頻度で見られる後遺症ですが、時間の経過とともに新しい爪が生えてくるため、慌てずに保護ケアを続けることが大切です。