大型家具の耐震補強とDiyを成功させる長いL字金具の選び方

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大型家具が倒壊した際の人的被害を防ぐには、躯体や壁の柱に対して十分なテコ幅(作用反力)を確保できる長いパーツが欠かせない。例えばアングルの一辺が200mm〜400mmを超えるような長尺ブラケットは、固定ポイントの支点を大きく離すことができるため、せん断力や引き抜き荷重に対する抵抗力が飛躍的に向上する。小ぶりなアングルを複数個つけるよりも、1本の頑丈な長尺金物で接合したほうが、構造全体にかかるストレスを分散しやすいのだ。

製品を選ぶ際に真っ先に確認すべきは、使用されている板厚(t値)と補強リブ(筋かい加工)の有無である。厚み2mm以下の薄板タイプは手軽だが、大きな荷重がかかるとL字の屈曲部から変形してしまうリスクを孕む。一方で厚み3mm〜5mm以上の肉厚仕様や、コーナー部分に溶接リブが組み込まれた構造体であれば、急激な揺れに対しても角度を維持し続ける。近年の防災・建築基準においても、壁面固定具の曲げ剛性が強く再評価されている。

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