帯状疱疹がうつる期間はいつまで?赤ちゃんや妊婦への感染真相と対策

帯状疱疹がうつる期間はいつまで?赤ちゃんや妊婦への感染真相と対策についての最新情報をご紹介します。

ネット上のQ&AサイトやSNSでは、「同僚の帯状疱疹がうつって自分も帯状疱疹になった」という投稿が見られます。感染症専門医の知見に照らし合わせると、これは明確な医学的誤解です。帯状疱疹という病気そのものが他人にそのままうつることは絶対にありません。

帯状疱疹は、過去に水ぼうそう(水痘)にかかった際、体内の知覚神経節(神経の根元)に潜伏し続けていたウイルスが、加齢・疲労・ストレスによる免疫力低下を機に再び暴れ出す「再活性化現象」です。外部からウイルスをもらって発症する外因性感染ではなく、自身の体内に眠っていたウイルスによる内因性の発症なのです。

では、なぜ「うつる」と騒がれるのか。その真相は、「水ぼうそうの抗体を持っていない人が帯状疱疹患者のウイルスに触れると、水ぼうそうとして初感染発症する」という点にあります。水痘の抗体をすでに獲得している健常な成人であれば、帯状疱疹患者と接しても水ぼうそうにも帯状疱疹にも感染することはありません。大人が恐れるべきなのは、本人が過去に水ぼうそうに罹患したことがなく、ワクチンも未接種であるケースに限られます。

関連記事