デリケートゾーンのできもの原因と見分け方!痛い・しこり放置が危険な理由
見た目や経過に特徴があり、放置するとパートナーへの感染や重症化のリスクを伴うのが性感染症(STI)です。
強い痛みとともに小さな水疱が多数現れる場合、疑われるのが性器ヘルペスです。性器ヘルペスの初期症状は、発症前のかゆみや違和感、ピリピリ・チクチクした神経痛から始まり、やがて水ぶくれが破れて潰瘍を形成します。初感染の際は歩行や排尿が困難なほどの激痛を伴い、発熱やリンパ節の腫れを伴うことも珍しくありません。
対照的に、痛みがほとんどないものの外見に特徴が出るのが尖圭(せんけい)コンジローマです。ヒトパピローマウイルス(HPV)への感染によって生じる尖圭コンジローマの特徴は、カリフラワー状や鶏冠(とさか)状、あるいは小さな乳頭状のイボが性器や肛門周囲に多発することです。痛みやかゆみが乏しいため発見が遅れがちですが、放置すると病変が広範囲に増殖するため、早期の抗ウイルス薬塗布や凍結・切除療法が求められます。
また、女性特有のトラブルとして、膣口の左右にある分泌腺が詰まるバルトリン腺炎の症状にも警戒が必要です。大腸菌などの感染により膿が溜まると、ゴルフボール大にまで腫れ上がり、座ることも困難なほどの激しい痛みを引き起こします。