Ja愛知厚生連江南厚生病院の評判と真相!待ち時間・面会制限を徹底調査
江南厚生病院のルーツを辿ると、江南市内に存在していた2つのJA愛知厚生連系列病院――旧古知野町に端を発する「昭和病院」と、旧布袋町が誘致した「愛北病院」という、歴史的背景の異なる2院の統合にあります。市内に同規模の厚生連病院が並立していた非効率と施設の老朽化を解消するため、2008年に現在の場所に新築移転・統合されました。病院のシンボルマークには、江南市の市花である「藤」と病院の頭文字「こ」、そして「10年、20年、100年と発展し続ける若い苗木」が描かれており、職員公募によって決定されたという歴史があります。
このような統合と発展の歴史を持つ同院ですが、近年、公式ウェブサイト上に「SNS等における当院に関する投稿へのご注意とお願い」という異例の注意喚起が掲載され、医療関係者の間で話題となりました。この背景には、診療への不満や待ち時間に対するストレスから、診察室でのやり取りを無断録音・録音してSNSに晒したり、特定の医療従事者に対する誹謗中傷や真偽不明のデマを書き込んだりする悪質なネット投稿の急増があります。
現場で働く看護師の1人は、取材に対して重い口を開きました。「『待たせるのは病院側の怠慢だ』と怒鳴られたり、スマホを向けられたりすることがあります。私たちは救急搬送されてきた心肺停止の患者さんや、緊急手術の準備に追われているのですが、待合室におられる患者さんにはその現場が見えません。その心理的摩擦がネット上の過激な低評価口コミにつながってしまうのが実情です」。
ネット上の口コミを調査すると、「冷たい」と評される医師がいる一方で、「厳しいことを率直に言ってくれたおかげで生活習慣を改められ、命拾いした」という感謝の手記も多数存在します。言葉の受け取り手側の心理状態や疾患への不安が、口コミの主観的バイアスを強めている側面は否めません。