ドキンちゃんの歌「私はドキンちゃん」秘話と愛され続ける理由
「生まれた時は赤ん坊」「しょくぱんまんさま大好きなの」といった強烈なフレーズで始まる「私はドキンちゃん」。自分の欲望に素直で、ほしいものはすべて手に入れようとするエゴイスティックな一面が全編にわたって描かれています。しかし、聴く者に嫌悪感を与えるどころか、どこか爽快感やすがすがしさすら抱かせるのが、この楽曲の不思議な力です。
この曲は単なる悪役のテーマソングではなく、自我を堂々と表現する自立したヒロインの讃歌であり、アニメソングの歴史においても異彩を放つ傑作と言えます。スウィング感あふれるジャズ調の本格的なリズムと、一度聴けば忘れられないキャッチーなメロディラインが見事に融合し、ついつい口ずさみたくなる魔法のような構成に仕上がっています。