東京喰種オウルの正体に驚愕!滝澤政道が辿った狂気と救済の真相
第1部終盤の「20区梟討伐作戦」において、滝澤政道は重傷を負い、同じく前線で戦っていた亜門鋼太朗とともに「戦死(MIA)」として処理されました。しかし水面下では、喰種集団「アオギリの樹」の手によって遺体回収という名目で生け捕りにされていたのです。
滝澤を変貌させた直接の元凶は、元CCG解剖医でありマッドサイエンティストの嘉納明博(かのうあきひろ)と、アオギリの幹部・タタラです。嘉納は「不殺の梟」と呼ばれた芳村(よしむら・功善)をベース素体(赫包の供給源)とし、人間を半喰種へと造り変える生体実験を強行しました。
大量の被験者が拒絶反応で命を落としたり、出来損ない(フロッピー)として廃棄されたりするなか、極限の拷問と精神破壊に耐え抜いて唯一の完全成功体として覚醒したのが滝澤政道でした。彼に与えられたコードネームこそが「オウル(梟)」です。
飢餓状態に置かれ、自らの指を噛みちぎるほどの肉体的苦痛と、「同僚や家族の肉を食わされた」という強烈な精神的外傷(トラウマ)によって、生真面目だった彼の倫理観は完全に崩壊し、狂気の殺人マシンへと仕立て上げられました。