ドラグラインとは何か?巨大掘削機の驚愕の仕組みと能力を徹底解説

ドラグラインとは何か?巨大掘削機の驚愕の仕組みと能力を徹底解説に関するポイントを分かりやすくまとめました。詳細な解説をご確認ください。

日本国内において、海外のような数千トン級の歩行式ドラグラインが活躍する場面はほとんどありません。国土の狭さや山岳地形、地盤の硬質さから、国内では主に50〜150トンクラスのクローラ式移動クレーンをベースにしたドラグラインが導入されています。

日本における主な用途は以下の通りです。

  • 河川・港湾の浚渫(しゅんせつ)工事:川岸や護岸の上から水底にバケットを沈め、堆積した土砂やヘドロを一気に掻き上げて水深を確保する工事。
  • 大規模骨材・砂利採取場:河川敷や採砂池などの水面下深くにある砂利層を陸上から連続して効率よく掘り上げる作業。
  • ダム堆砂の除去・大規模造成地:足場の悪い急斜面や軟弱地盤において、機械本体を安全な高台に置いたまま下方の大容量掘削を行う現場。

国内の土木現場では油圧ショベルの長尺アーム仕様(ロングリーチショベル)やグラブ浚渫船に置き換わった現場も多いものの、「軟弱な水際や深海底へ重機本体を近づけずに、陸上の安全圏から長距離掘削できる」という安全管理上の強みから、特定のインフラ整備現場では現在も欠かせない主力機として稼働しています。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest