樺太・真岡郵便電信局事件の真相「九人の乙女」命を懸けた最期の通信
北海道稚内市の稚内公園には、樺太を望む高台に九人の乙女の碑(稚内公園慰霊碑)が建立されています。碑文には殉職した9名(川島芳子さん、伊藤千枝さん、志賀タイさん、高城テルさん、木村テルさん、渡部ツヨさん、松橋みどりさん、沢田君江さん、境よし子さん)の名が刻まれ、かの有名な辞世の言葉が記されています。
碑の隣に立つ氷雪の門(樺太島民慰霊碑)とともに、この場所は今も多くの遺族や平和を祈る人々が訪れる聖地です。終戦から80年余りが過ぎ、戦争体験者が極めて少なくなった現在でも、毎年夏には慰霊祭が執り行われ、平和の尊さを次世代へ伝える重要な役割を果たしています。