オリエンタルホテル福岡博多ステーション徹底解剖|朝食とラウンジの真価
旅行予約サイトやSNSで最も熱量高く語られているのが、2階「LINK SQUARE(リンクスクエア)」で提供される朝食ビュッフェと、エグゼクティブラウンジをはじめとする宿泊者向けフリーラウンジサービスです。ネット上では「これを食べるためだけに泊まる価値がある」と絶賛される一方、実態はどうなのでしょうか。
朝食会場に足を踏み入れると、まず目を奪われるのが専用マシンによる「丸ごと生搾りオレンジジュース」です。フレッシュな果実が自動で次々と絞られていく演出はエンターテインメント性に富んでおり、1杯ごとに果汁本来の甘みと酸味がダイレクトに伝わります。さらに、シェフが目の前で焼き上げるジューシーなビーフパティを挟んだオリジナルミニバーガー、地元福岡ならではの濃厚な博多もつ鍋、がめ煮(筑前煮)、明太子など、品揃えは40種類以上に及びます。
一方、現場調査で明らかになった留意点もあります。ネットの口コミでは「優雅な朝食」と評されるものの、ビジネス客とレジャー客の出発が重なる午前7時30分から8時30分にかけてはビュッフェ台に長い列ができ、料理の補充が一時的に追いつかなくなる場面も見受けられます。落ち着いて食事を堪能したい場合は、オープン直後の午前7時前、あるいはラストオーダーに近い午前9時以降を狙うのが賢明です。
また、宿泊者専用ラウンジでは、日中のコーヒーやソフトドリンクのみならず、夕方以降に提供されるビールやワイン、スナック類のフリーフロー(無料提供)が利用者の心を掴んでいます。出張終わりに外へ出ることなく軽くいっぱいやるビジネスパーソンや、観光の合間にカフェ代を浮かせつつ休憩する家族連れの姿が多く、満足度の底上げに大きく寄与しています。