顎がない顔の真相!横顔Eラインを整える3つの原因と自力ケア法を徹底解説
横から見た際に顎の輪郭が消失して見える最大の要因として、臨床現場で真っ先に挙げられるのが「アデノイド顔貌」と「骨格性の下顎後退」です。表参道ak歯科・矯正歯科やTCB東京中央美容外科などが公開している臨床知見によると、下顎が後退している人の多くは、上咽頭にあるリンパ組織(アデノイド)の肥大やアレルギー性鼻炎などを背景に、幼少期から慢性的な口呼吸を続けてきた痕跡が見られます。
成長期において鼻呼吸ではなく口呼吸が常態化すると、舌が上顎(口蓋)に密着せず、下あご側に落ち込む「低位舌」に陥ります。上顎が十分に押し広げられないまま狭窄し、バランスを失った下顎骨は前方へ成長できず、後下方へと回転するように成長してしまいます。その結果、下顎が引っ込み、相対的に上唇が突き出た「口ゴボ」を伴う典型的なアデノイド顔貌が形成されます。
さらに見過ごせないのが遺伝による骨格形成です。下顎のサイズや下顎枝(垂直部分)の長さは両親からの遺伝的影響を受けやすく、骨自体が生まれつき小さい「小顎症」や、咬合(かみ合わせ)の不全を伴う「下顎後退症」のケースでは、軟部組織(皮膚や脂肪)の多寡にかかわらず顎先の突出度が不足します。自分が単なる脂肪太りなのか、それとも骨格発育の段階で後退したのかを識別することが、最初の一歩となります。