法政大学中学高等学校の真相|付属3校の違いと内部進学率を徹底解説
受験関係者や保護者の間でまことしやかに囁かれるのが、「法政の付属に入れば、どんなに遊んでいても全員法政大学へ行ける」という甘い神話です。しかし、現場のシラバスや進路指導要項を綿密に取材すると、その見方は危険な誤認であることが分かります。
実際の法政大学への内部推薦率は卒業生の約85%から88%程度で推移しています。決して形式的なエスカレーターではなく、高校1年から3年までの「平常点(定期考査成績・平常授業への取り組み)」を合算した総合評定、および学校側が課すTOEIC BridgeやTOEFLなどの英語資格スコア、さらには読書推進活動(読書マラソン・読書ノート提出など)の達成要件をクリアしなければなりません。
残りの約10〜15%の生徒は、内部推薦基準に満たなかった層だけではありません。特筆すべきは、法政大学への推薦枠を保持したまま国公立大学や法政にない系統(医学部・獣医学部・芸術系など)を受験できる併願制度を戦略的に活用し、外部受験に果敢に挑んだ上位層の存在です。進路指導担当者は「定期試験前だけ詰め込むような学習姿勢では、高3の秋に希望学部枠の選考で涙を飲むことになる」と厳しく警鐘を鳴らしています。