飛行機後の耳の激痛が治らない理由とは?航空性中耳炎の危険と対処法
Q1:痛みを早く治すために、指を耳に入れて動かしたり綿棒で奥を刺激したりしても大丈夫ですか?
A1:絶対に避けてください。気圧変化による痛みは鼓膜のさらに奥(中耳腔)で起きており、外耳道を物理的に刺激しても意味がないばかりか、傷をつけて外耳炎を併発させるリスクがあります。
Q2:耳が痛いまま次の便に乗って帰国・移動しなければならない場合はどうすればいいですか?
A2:可能な限り搭乗前に現地の耳鼻科を受診するのが鉄則です。受診が困難な場合は、市販の点鼻薬(血管収縮剤)を降下開始の30〜45分前に使用して鼻の通りを最大化し、気圧コントロール用の飛行機用耳栓を隙間なく装着してください。また、事前に鎮痛薬を服用しておくことも痛みの緩和に役立ちます。
Q3:子供が飛行機後に耳を痛がって泣き止まないときの対処法は?
A3:乳幼児や小児は耳管が短く水平に近いため、大人以上に航空性中耳炎を発症しやすい構造です。水分補給やお菓子を食べさせて嚥下運動を促し、痛みが続く場合は小児科または耳鼻咽喉科を速やかに受診させてください。
Q4:市販の目薬や鼻炎スプレーを耳の中に入れても効果はありますか?
A4:耳の中に点鼻薬などを入れるのは厳禁です。点鼻薬はあくまで「鼻の奥(上咽頭・耳管開口部)」の粘膜の腫れを引かせるためのものですので、正しい用法通り鼻腔内へ噴霧してください。