「フェイシャルエステは意味ない?」皮膚科学が明かす効果と失敗の差
YouTubeなどの動画メディアでも精力的に発信を続ける皮膚科専門医の友利新医師は、エステとクリニックの使い分けについて度々警鐘を鳴らしている。エステで提供されるフェイシャルケアは、あくまで肌表面の整肌や日々の疲れを癒やすリフレッシュがメインだ。
一方で、ターンオーバーを劇的に促すケミカルピーリングや、毛穴の深部洗浄を行うハイドラフェイシャル、色素沈着や赤みにアプローチするIPL光治療などは、厳密な出力管理のもと医療機関で実施されるべき領域となる。サロンでのマッサージやパックは、肌のバリア機能を整える補助的役割としては有効だが、病変や強いエイジングサインに対する治療効果を期待することは解剖学的に困難だと言わざるを得ない。