Fifaランキング日本最高9位の真相とは?歴代推移と2026年の現在地
視野を広げて他国や女子代表に目を向けると、日本の立ち位置はさらに立体的に見えてきます。
アジア勢FIFAランキング最高順位の記録を検証すると、FIFA公式上の最高位は日本の「9位(1998年)」ですが、旧方式時代にはイランが2001年に15位、韓国が日韓W杯後の2002〜2003年にかけて17位台を記録しています。しかし、現行のElo方式に移行して以降、トップ20の常連としてアジア最上位を争い続けているのは実質的に日本とイランの2カ国に限られており、日本の安定感はアジア連盟(AFC)内でも突出しています。
一方で、日本サッカー全体を見渡したときに忘れてはならないのが、女子代表チームの圧倒的な功績です。なでしこジャパンFIFAランキング過去最高は、2011年女子ワールドカップ・ドイツ大会で初優勝を果たした前後に到達した「世界第3位」です。
女子代表は2011年の世界制覇から2012年ロンドン五輪の銀メダル獲得、さらには2015年カナダW杯準優勝に至るまで、アメリカやドイツといった超大国と肩を並べ、正真正銘の「世界トップ3」を長期間にわたって維持しました。男子代表が目標として掲げる「世界トップ10」や「トップ8」の遥か上を行く景色を、なでしこジャパンは既に現実のものとして経験しています。