フォルティウスの現在と2026五輪代表争い!新体制と戦績の真相
2021年11月、日本カーリング界に激震が走った「北海道銀行とのスポンサー契約終了」。2021年2月の日本選手権で優勝を果たしながらも、同年9月の北京五輪日本代表決定戦でロコ・ソラーレに惜敗した直後、突如として11年間のパートナーシップに終止符が打たれました。
当時、ネット上では「チームの解散危機か」「内部対立があったのではないか」といった憶測が飛び交いましたが、報道各社の取材や公式会見で明らかになった契約終了の真の理由は、企業側とチーム側の将来構想の違いでした。
北海道銀行側は次世代を担う10代〜20代前半の若手選手を一から育成する新チーム(現・北海道銀行リラズ)の立ち上げを模索。一方で、吉村選手らは培ってきたチームワークを維持したまま2026年ミラノ・コルティナ五輪を目指すことを決断しました。両者の目指すベクトルが分かれた結果、円満な合意のもとで契約満了となったのが真相です。
活動拠点の喪失や遠征費の確保が危ぶまれたフォルティウスでしたが、彼女たちの競技実績と人間性に共鳴した企業が次々と名乗りを上げました。現在は以下をはじめとする複数パートナーによる支援体制を確立しています。
- 北海道漁業協同組合連合会(ぎょれん):食と栄養面を含めた活動全般のメインサポート
- 三井倉庫ホールディングス:グローバルな遠征および活動資金のバックアップ
- 北洋銀行:地元北海道の有力金融機関としての活動支援
- その他多数のオフィシャルサプライヤー:ウェア、ギア、トレーニング環境の提供
単一の実業団に依存する形態から、複数の企業とパートナーシップを結ぶ「欧米型プロクラブチーム」へと脱皮を遂げたことで、チーム運営の自立性と持続可能性は劇的に向上しました。