腹部Ctでわかる病気の真実|膵臓がん・激痛の原因から費用まで解説
腹部CTには、何も注射せずに撮影する「単純CT」と、静脈からヨード造影剤を注入しながら撮影する「造影CT」があります。単純CTだけでは、正常な筋肉や臓器、腫瘍組織の濃度差(コントラスト)が乏しく、小さな病巣を見落とす危険性があります。造影剤を血流に乗せることで血管や腫瘍が白く強調され、病変の広がりや血流パターンを浮き彫りにできるのです。
撮影自体にかかる時間は数十秒程度ですが、問診やルート確保、撮影後の経過観察を含めた腹部造影CT 検査時間はトータルで約20〜30分が目安となります。
一方で、気になるのが腹部CT 造影剤 副作用です。造影剤が体内に入ると、体が一時的にカッと熱く感じる温感が生じますが、これは正常な反応です。注意すべき有害事象には軽度のもの(痒み、蕁麻疹、吐き気など:発生率数%)から、極めて稀な重篤例(呼吸困難、アナフィラキシーショック、血圧低下:10万人に1人程度)が存在します。気管支喘息の既往がある方や腎機能が低下している方は副作用リスクが高まるため、事前の問診表には必ず正確な健康状態を記入してください。