富士動物医療センターを独自取材!夜間救急と最新高度医療の最前線
高度な医療機器や高名な医師の存在だけで命が救えるわけではない。ICU(集中治療室)での24時間バイタル監視、周術期の麻酔管理、患畜の微妙な変化を察知する観察力を担う動物看護師の働きが、チーム医療の底力を支えている。専門知識と国家資格に裏打ちされたプロフェッショナリズムが、現場の質を左右する。
重症患畜の点滴管理や体温調節、投与薬物の厳密な計算に至るまで、看護スタッフの精度は極めて高い。医師と看護師の間で無駄のないコミュニケーションが交わされることで、ICU内の張詰めた空気の中でも確実な医療行為が滞りなく実行されていく。傷ついた動物たちへの手厚いケアこそが、回復への架け橋となる。