服のリブとは何か?着痩せの秘密から伸びた襟の復活術まで完全網羅
アパレル用語における服のリブとは、主にニットやカットソーの端部分、あるいは全体に用いられる「リブ編み(別名:畦編み/あぜあみ)」で仕立てられた部分や生地そのものを指します。英語の「rib(あばら骨)」が語源となっており、あばら骨のように縦に浮き出る規則正しい筋模様が外観上の大きな目印です。
この独特なリブ編み仕組みの根底にあるのは、編み物の基本である「表目(表編み)」と「裏目(裏編み)」を交互に配置する配列技法です。通常の平編み(天竺編み)が一方向のみに平滑な面を作るのに対し、リブ編みは編み目がアコーディオンのように蛇腹状に折り畳まれるため、横方向への圧倒的な伸縮性が生まれます。
洋服のパーツとして採用される主なリブ素材メリットは以下の通りです。
- 優れた伸縮性と復元力:ゴムを入れずとも生地自体の構造で自然に伸び縮みし、体に吸い付くようにフィットします。
- 耐久性と補強効果:脱ぎ着の際に最も負荷がかかる開口部を破れや型崩れから守ります。
- 豊かな表情とデザイン性:立体的な陰影が生まれ、シンプルな無地アイテムにも適度なアクセントを付与します。
一口にリブといっても、編み目の間隔によって表情が異なります。定番のリブ編み種類一覧としては、表目1列・裏目1列を繰り返す最もベーシックな「1×1リブ(細リブ)」、表目2列・裏目2列で凹凸感を際立たせた「2×2リブ(太リブ)」、さらには変則的なピッチで編み立てた「ワイドリブ」や「ランダムリブ」などが広く流通しています。