シャーペンの芯が出ない?芯詰まりの直し方と原因別対処法
国内シェアを牽引する人気ブランドのシャーペンは、それぞれ独自の機構を搭載しているため、トラブル時のアプローチにも個別特有のポイントが存在します。
三菱鉛筆「クルトガ(KURUTOGA)」シリーズ
書くたびに芯が回転するクルトガエンジンは非常に精密です。口金を外してノックすると、内部のギアが連動して動きます。芯が詰まった際は、ギア部分を無理にいじらず、口金単体を外して先端パイプからピンを通してください。また、ノックしたまま芯を前側(ペン先)から手動で差し込む「前入れ」を行うとギアの噛み合わせに負荷がかかるため、芯の補充は必ず後方の消しゴム側から行うのが鉄則です。
パイロット「ドクターグリップ(Dr.GRIP)」シリーズ
振るだけで芯が出る「フレフレ機構」を搭載しているため、軸内部に金属の重り(パイプウェイト)が内蔵されています。芯詰まりが発生した際は、まず口金を外し、フレフレ用の金属パーツが内部で引っかかっていないか確認します。芯が詰まった状態で激しく振ると、内部で芯が粉々に砕けて詰まりが悪化するため、異音や詰まりを感じたら振るのを即座にやめ、静かに分解して除去ピンを使いましょう。
ぺんてる「オレンズ(orenz)」シリーズ
芯を出さずに書く超極細パイプ機構(オレンズシステム)を採用しているモデルです。0.2mmや0.3mmといった極細仕様が主流のため、一般的なクリップや安全ピンは太すぎて先端に入りません。オレンズで芯が詰まった場合は、付属の専用クリーナーピンを使用するか、別売りの極細芯用メンテナンスピンを垂直に慎重に通す必要があります。パイプ先端を机に強くぶつけて曲げてしまった場合は、自力修復が困難なため口金パーツの交換を検討してください。