高木ブーと妻喜代子さんの愛の軌跡!死別の真相と娘家族との絆
高木ブーさんと喜代子さんの出会いは、昭和30年代初頭にまで遡ります。中央大学経済学部を卒業後、プロのジャズ・ハワイアンミュージシャンを目指していた高木さんは、各地のダンスホールや米軍キャンプで演奏活動を行っていました。二人が巡り合ったのは、まさにそのダンスパーティーの会場でした。物静かで気品のある喜代子さんに高木さんが惹かれ、交際がスタートします。
二人が結婚を決意したのは1962年のことです。しかし、当時の高木さんはまだ無名のバンドマンであり、演奏のギャラだけでは日々の生活費すらままならない極貧状態でした。周囲からは結婚を危ぶむ声も上がりましたが、喜代子さんは一切の迷いを見せず、夫の音楽の才能を信じて家庭に入りました。
喜代子さんは生活費を補うため、毎日夜遅くまで内職に追われながら家計を支え続けました。高木さんが後にいかりや長介さんに誘われ、1964年にザ・ドリフターズに加入した際も、「あなたの好きな音楽を続けられるなら」と背中を押したのは喜代子さんでした。1969年に『8時だョ!全員集合』が始まり、国民的スターへと駆け上がった背景には、間違いなく喜代子さんの献身的な下支えが存在していました。