セーターの虫食いは自分で修理できる?100均で目立たず直す裏ワザ徹底解説
薄手のハイゲージニットや高級なカシミヤセーターの穴修理は、糸で縫い合わせると生地が寄って補修跡が悪目立ちしてしまいます。こうした繊細なウール製品に抜群の効果を発揮するのが、羊毛フェルトを使った穴埋めテクニックです。
ウールやカシミヤは、繊維同士が絡み合うことでフェルト化する性質を持っています。これを利用し、セーターと同系色の羊毛フェルト(手芸店や100均で購入可能)を少量ちぎり、穴の部分に乗せます。下にスポンジを敷き、専用のフェルトニードルで上から垂直にチクチクと数十回刺すだけで、羊毛の繊維がセーターの繊維と完全に一体化し、穴が綺麗に埋まります。糸を使わないため、引きつれが一切起きないプロ級の仕上がりになります。
穴が少し大きくなってしまった場合や、あえて補修跡をアクセントにしたい場合は、英国発祥の伝統的な修繕技法であるダーニング補修がおすすめです。穴の下に丸みのある「ダーニングマッシュルーム」(電球やガチャガチャのカプセルで代用可)を当て、好きな色の糸を使って縦糸と横糸を格子状に織り込んでいきます。あえてカラフルな糸を使うことで、傷跡を個性的なデザインへと昇華させることができます。