髪のゴワつきは傷みじゃない?捻転毛の原因と見分け方・正しい治し方

髪のゴワつきは傷みじゃない?捻転毛の原因と見分け方・正しい治し方に関する疑問や疑問点をわかりやすくまとめました。詳細を読もうことができます。

髪がねじれて生えてくる背景には、大きく分けて「先天的(遺伝)要因」と「後天性要因」の2つのメカニズムが存在します。毛髪科学の臨床データでは、両者が複雑に絡み合っている症例も多く報告されています。

第一の要因である遺伝は、毛根の出口である「毛包(もうほう)」の構造そのものに由来します。直毛の人は頭皮に対して毛包が垂直に真っ直ぐ伸びていますが、遺伝的なくせ毛を持つ人は毛包自体が頭皮の中で弓なりに湾曲しています。このカーブした毛包を通る過程で、毛髪内部のタンパク質(コルテックス)の配列に偏りが生じ、押し出される際にねじれが発生します。優性遺伝の性質を持つため、両親や祖父母にくせ毛や剛毛・チリつきがある場合、高確率で受け継がれます。

一方で、思春期以降や成人後、さらには30代〜40代以降に突如として現れるのが後天性の捻転毛です。主な後天性要因には以下の4点が挙げられます。

  • 頭皮の毛穴詰まりと皮脂酸化:過剰な皮脂分泌や整髪料の洗い残しが毛穴を塞ぐと、毛髪が真っ直ぐ生えるスペースが圧迫され、押し出される過程でねじれが生じます。
  • 加齢による頭皮のたるみと毛穴の楕円化:加齢に伴い頭皮の真皮層のコラーゲンやエラスチンが減少すると、頭皮全体が下垂し、元々は円形だった毛穴が細長い楕円形へと変形します。
  • ホルモンバランスの急激な変動:思春期、妊娠・出産、更年期などのライフステージにおいて女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量が激変すると、毛周期や毛髪組織の形成プロセスが乱れ、急に髪質が変化します。
  • 過度な物理的ストレス(牽引性):毎日同じ位置で髪を強く縛り続けるポニーテールや、強い力でのブラッシングは毛根深部に負担をかけ、毛球部の変形を招きます。
加藤 愛美

加藤 愛美

エンタメ専門ジャーナリスト

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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