観葉植物の空気清浄効果は嘘?Nasa研究で判明した真相と最強品種5選
空気清浄とセットで語られがちな「マイナスイオン」についても、冷静なファクトチェックが必要です。昭和から平成にかけてブームとなった「観葉植物を置くだけで部屋中がマイナスイオンで満たされ、健康になる」という言説には、科学的根拠が乏しいものが多く含まれていました。
実際のところ、植物が葉から水分を放出する蒸散プロセスの過程で、微小な水滴の分離に伴う電位変化が生じ、周囲の空気中にごくわずかなマイナスイオンが計測されることは事実です。また、緑を見ることで副交感神経が優位になり、血圧や心拍数が落ち着くという心理的・生理的リラックス効果(バイオフィリア効果)は、近年の脳科学でも多数報告されています。
したがって、「マイナスイオンが病気を治す」といった極端な解釈は退けつつも、蒸散による適度な湿度維持と森林浴に近い心理的鎮静作用が複合的に働き、結果として居住空間の快適性を大きく底上げしていると捉えるのが妥当です。